3月23日 産業都市委員会

◆委員(井上ノエミ) 
 公園の整備についてお伺いします。特に、公園の遊具について伺います。
 私の地元の若宮公園では、複合遊具が大変人気があって、多くの子どもたちが遊んでいます。また、錦糸公園でも、立派な遊具があり、多くの子どもたちが遊んでいます。特に週末は親子でいっぱいです。公園の遊具は、子どもたちにとって大変大事なものですから、是非よい遊具を入れて、子どもたちが楽しめる公園にしていただきたいと思います。
 区内には、まだ整備されていない公園も多く、古い滑り台とブランコしかない公園も多いです。ブランコなどの古い遊具は、子どもがけがをする危険な場合もあります。子どもたちが遊ぶ公園で事故が起こっては困りますので、しっかり管理していただきたいと思います。
 そこで、お伺いしますが、遊具の点検は現在どのように実施しているのでしょうか、お伺いします。
 危険な遊具が見つかった場合には、撤去するか使用禁止にする必要があると思います。今まで使用禁止になっている遊具を見たことはありませんが、ほかの自治体では、事故を防ぐために使用禁止にしている場合もあります。危険な遊具が見つかった場合の対策について、どうしているのかお伺いします。

◎道路公園課長(齋藤雄吉) 
 公園の再整備とか遊具の改修を行う際に、地元の声とか利用状況とか、他の遊具とのバランス等を鑑みて遊具を設置しているところでございます。複合遊具に限らず、子どもたちが喜ぶような公園整備を進めていきたいと考えているところでございます。
 遊具の点検は、年1回、公園遊具定期点検委託というのを専門業者の方にやっていただいております。これに加えまして、職員による点検も月1回行っているところでございます。例えば、遊具が破損していましたとか、ボルトが緩んでいましたとか、欠落がありましたとか、そういったところを点検しているところでございます。
 そういった危険な箇所が見つかったときでございますけれども、防護ネットで囲うとか、テープで使えなくするような方法をとりまして、補修とか交換が完了するまで、墨田区で使用禁止としているところでございます。

◆委員(井上ノエミ) 
 次に、現在設置されている複合遊具ですが、このメンテナンスについては、メーカーとの契約はどうなっていますか。
 大変値段の高い遊具だと思います。同じメーカーから幾つも購入しているなら、無料で、メーカーで適切なメンテナンスをしてもらえばいいと思いますが、いかがでしょうか。どのような契約か、またメンテナンスについてもお伺いします。

◎道路公園課長(齋藤雄吉) 
 遊具は購入しておりますので、定期的なメンテナンスは含まれておりません。購入後1年間はメーカーの瑕疵担保期間としまして、明らかに不具合等があれば補修とか交換を無料で行っていただいております。
 メーカーによる無料のメンテナンスでございますが、あくまでも定期的に点検する場合なんですけれども、その人件費とか部品代とか、もろもろの費用がかかります。そうしますと、その分が費用に加算されていくということで、事業採算性を圧迫するのかということでございまして、点検をするとか遊具を購入するとか、そういったところにおいて無料のメンテナンスは実施するのは難しいのかなと考えているところでございます。